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ぐっどうぃる博士の言葉は本当にすごい。
漠然と生きてきたわたしに、方針を教えてくれる。
草地の中に踏み固めた道を作ってくれる。

特にときどき出てくる人の性質については興味深い。

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ぐっどうぃる博士によるとその人に執着している間は恋愛回路ができていて、
離れたくても離れられないという。

恋愛回路を消すには、物理的に距離を置くことで精神的にも距離を置くしかないというが
まさにその通りだと思う。

お盆前Uは私に言った。
「毎日メールするから」
「絶対どこか空けるから遊びに行こう」
「電話したら出てね」

でもどれも守られなかった。普段のわたしだったらここで
思い通りに動かない相手に恋愛回路を作ってしまいなんとかしてやろうと思っただろう。

でも今回は違う。

その日はそのまま家に帰りました。


・・・誰だったかな言ったのは。
人生には三つの坂があるそうです。上り坂、下り坂。
そして三つ目は・・・まさか
まさにそのまさかです。

最初は何が起こったか分からなくて、かわいいけどただの部下として見てると思ってたので
信じられないやら、ショックやら、混乱してもやもやするやら。。
家に帰ってようやく実感が湧いてきて、でも話さないと胸がムカムカして。

上司だから無碍にできないし、ていうか全く気付かなかったのになんでこんなことに。。どうしよう。遊びたいの??でもわたしがホットラインする可能性もあるわけで、そんな危険を冒してまで言ってくるなんて本気?・・・それともそれすらも作戦?

単純に酔った勢いだとしても、欲でわたしをコントロールしようとしてるとしても、こんな自分の地位をも危ぶまれる行為をする上司はどうかしてると思いました

結局その時は色々なことが頭を巡って憂鬱な土日を過ごしました。
もし一年前なら、Kの時のように心細くて淋しくてのってしまったかもしれないし、逆にKやO課長と知り合っていなかったから、はなから嫌悪したかもしれません。
ただ、一年前と違うのはわたしがぐっどうぃる博士の本を読んでいたこと。
これが想像以上にわたしの因果律を変えていたみたいで。

月曜日のわたしは、
Uさんに対して邪険にせず近付き過ぎもせず、うまく距離感を保ちながらやっていこう。
そう思っていました
このスタンスが崩れたら・・・関係も、そして仕事も終わる。

こうして細心の注意を払いながら、でも振り切れないままUさんとの出会いは始まりました。
Uさんは私の上司。
44歳で18歳も離れた既婚のオジサンです。
それがなんでこんなことに・・・

・・・

その日、わたしは契約社員の人と一緒に買い物する予定でした。
こっちに帰ってきてあまり友達もいないわたしは、すごく嬉しくて、前日から来ていく服まで決めちゃって楽しみにしてました

でも、会議が終わった後、東京から来てた課長と上司が飲みに誘ってきたんです。。すっかりその子ももつ鍋気分になっちゃってて。

「買い物は今度にしてゆりあちゃんも行こうよ♪」
「もう行くってUさんに言っちゃったよ~

・・・って。。

まあいいかご飯もタダだし。せっかくおしゃれしたのに淋しいし。
それにS課長とも仲良くなりたかった私
迷ったけど行くことにしました。

実はわたしはまだ東京のO課長のことを引き摺っていて、本社からの人と仲良くなりたいっていう思いもあったんです。だから飲み会では課長の隣に座って終始二人でプライベートのことから仕事のことまで話したりしていました。課長もまだ何も分かってないわたしの話を、腰を折らずに聞いてくれて。

「俺は契約社員の子たちをよくしたいんだよ」
「私だったら資格とかサポートしてもらえたらうれしいです。ダメなんですか?」
「うん考えたんだけど、やっぱり社員にもあまり充実してないのに契約から?ってなるよね」

「じゃあお休み(生理休暇とか)をもらったら他の週に半休とかで振れるとか。。」
「・・・そうか丸一日じゃなくてもいいんだよね、俺一日に拘ってた。その案頂きます」

目下なのに、何か見えた気がするなんて嫌味なく言ってもらえてすごく嬉しかったな。正直、この会社に入ってこんな楽しい飲み会なかったってくらいで直属の上司Uをほぼ無視して花が咲いちゃってました。


そしたら最後、課長に上司Uが言ったんです。

「すみません。ゆりあの相手させて(笑)」

・・・
え、何その自分の物みたいな言い方。

正直ちょっとムッときたけど、黙っていました。一応上司だし
まさかその後のことなんて想像もしていなかったので。。


その後課長は東京に帰り、契約社員たちも遠くから来ているので、二人きりになったわたし達。入社以来ずっと断り続けていた飲みに行くことになりました。
正直話しづらい上司だし、二人なんて話題もないし緊張するし。でも断ろうにもまだ8時。。仕方なく気分の良いままアゲて乗り切ろうって思ってました。

連れて行かれたのは意外にも、小奇麗なショットバー。

え・・・居酒屋だと思ってた。。
ちょっと驚きながらもしばらく飲んでいました。
わたしも何か話題をと思って、普段あんまり話さないので色々聞いたりしてたんです。
仕事熱心なんですね、とか。
Uさんによると、俺は専門学校だけど仕事には自信もある。一年で内勤の仕事は覚えて27で係長になったし、営業で大阪京都にいたこともある。なんて満更でもなく嬉しそうにしていました。
・・・これですこの話です。


「スゴイですね、Uさんからみたらわたしも先輩もまだまだですよね。。」
「俺はよく怒るけど、本当は皆によくなって欲しいからなんよ」
「・・・そうなんですね。」
「そう、皆本当は好きなんよ。良くなってほしいんよ。U(先輩)もゆりあもね」
「・・・」

わたしは段々言葉少なになっていました。

「あのな、こんなこと言ったら本当はアカンの分かってるけど・・・
ゆりあのことも好きなんよ?」
「え?」
「仕事とプライベートは全く別や。それはゆりあはまだまだやけどそこは俺がサポートするし」
「・・・ありがとうございます」
・・・それはどういう意味なんだろう。。


「本当にね、ゆりあはね。。ゆりあは特別や。。」
「・・・。」
「本当に・・・ドキドキする。」

Uさんは今まで見たことない表情をしていました。

「ずっと隠してきたけど。。
酔った勢いっていうのもよくないんやけどな。もうどうしようもないんよ。。
こんなこといっても困らせるだけやって分かってる。
でもね、、お前が好きなんよ。。」

「彼氏がいるのは分かってる。俺も結婚してる。でも愛しい。。」

「ゆりあが大好きなんよ。大事にする・・・だから・・・」
「俺のものになって・・・」
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